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はじめに・・・
ベビースリングは構造が一枚の布といってもいいほど簡単なものです。
ですから、アレンジもいろいろありますし、使う人によって使い方も様々だと思います。

ですが、アレンジがききやすいからこそ、逆に腰痛や肩こりの原因になるような抱き方もできてしまい、そのような抱き方をしてしまうと、楽チン便利な抱っこ紐は拷問道具のようになってしまい、「なんて使えない抱っこ紐!!」てことになってしまいます。

私の周りには「ベビースリングは持っているけど使いにくい」とか、「私には合わない」と言う人がいっぱいいました。

その人たちに私の使っているスリングを私の使い方で抱っこしてもらってみると、嘘みたいに楽だと笑顔になってくれました。

私はもどかしい気持ちでいっぱいになってしまいました。
私の周りだけでもこんなにいっぱい間違った使い方をしている人がいたのに、世間にはもっともっといるのではないでしょうか。

せめてHappyPocketを訪れた人たちには楽な抱っこの仕方を覚えてほしいものです。







目     次

ベビースリングの各部位の呼び方 / 楽チン抱っこへ・その壱 / 抱き方いろいろ





ベビースリングの各部位の呼び方
各部位の名称です。

肩パッド
肩に当てる部分です。
リング
テールを通してスリングを輪にします。
レール
スリングの脇端の部分です。テールで締めたり緩めたり調節します。
ポーチ
赤ちゃんを入れる部分です。テールで締めたり緩めたり調節します。
テール
ここを締めたり緩めたりしてポーチとレールの調節をします。
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楽チン抱っこへ・その壱

まずは右のイラストを見てください。
HOMEのイラストを疲れる危険な抱っこの例にアレンジしてみました。
どこが違うのかわかるでしょうか?


肩に掛ける部分を首に掛けてしまっている

首に掛けてしまっては首や肩のコリの原因になってしまいます。肩当ての部分は肩全体または肩を覆うように着けましょう。


リングの部分が下すぎる

リングが下すぎるとポーチ部分を十分取れません。
赤ちゃんがせまくて泣いてしまったり、落ちてしまいかねません。
リングは鎖骨、鎖骨の延長線よりちょっと下くらいがいいでしょう。


赤ちゃんがポーチに入っていません

赤ちゃんがポーチに入っていないと不安定で両手を使うことはできません。また、赤ちゃんが落ちてしまうので常に気を張って肩こりだけでなく、体全体がこってしまうでしょう。
赤ちゃんはちゃんとポーチに入れてしまってあげましょう。
例えば、右図のような寄り添い抱きの場合は背中は肩甲骨の辺りまで引き上げ、お尻はすっぽりポーチに入れてしまい、ひざ裏までスリングを引き上げてあげるといいでしょう。


赤ちゃんを抱く位置が低い

赤ちゃんを抱く位置が低いとどうしても前かがみ気味になってしまって腰痛などの原因になります。
スリングの基本姿勢は『腕で抱っこしているいつもの位置』がベストです。これはどの抱っこのときも当てはまるので赤ちゃんの位置を確認するときは基準にするといいと思います。


背中部分を十分に開いていない

右図ではよく見えませんが、背中部分を十分に広げないと赤ちゃんの体重を支える箇所を分散できないので肩こりや腰痛などの原因になります。
背中部分はよれたりしないように広げて着けると背中全体で支えることができます。
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抱き方いろいろ

横抱き / 横抱きその2 / カンガルー抱き / 寄り添い抱き / 腰抱き

ピーナッツ抱き / おんぶ / ハピポケ流おんぶ



横抱き 新生児〜

スリング抱っこの基本形です。新生児から使える抱き方で、大きくなっても足を出してあげることで抱くことができます。

  1. スリングをたすき掛けに装着します。

  2. 肩にスリングがかかってある方(リングがある方)の腕を胸とスリングの間に通します。(腕が骨折したときに吊るような形)

  3. 赤ちゃんを足からスリングに入れて普通に横抱きするような感じにします。

  4. 肩にスリングがかかってない方の手を引き抜きながら赤ちゃんの頭側のレールを頭まで引き上げてあげます。(この時、肩にスリングがかかってある方の腕で赤ちゃんをしっかり抱いて支えておいてあげましょう)

  5. すぐに引き抜いた方の腕に赤ちゃんを持ち替えて、さっきまでスリングの中に入れていた腕を引き抜きながらポーチをしっかりと広げます。(小さい赤ちゃんはこの時足を全部入れてあげましょう。足はあぐらをかいているような感じにします。大きい赤ちゃんは足は出してもいいですがお尻はちゃんとポーチの中に入れましょう。危険です。)

  6. テールでレールを引き締め、ポーチの形を整えて手をそっと放しても腕で抱いていた位置に赤ちゃんがいれば出来上がりです。(このときテールで首のあたりを引き締めてちょっと段にしてあげると赤ちゃんの首を支えてあげるといいですよ。)






横抱き その2  新生児〜ポーチに余裕で収まる時期まで(個人差があります)

横抱きの頭反対バージョンです。
リングありスリングの場合、リングの所でポーチ部分がすぼめられているのでやりにくいかもしれません。無理して赤ちゃんの頭をしめつけないようにしてください。

  1. スリングをたすき掛けに装着し、手前のレールを外側のレールと同じくらいの位置に調節します。レールの高さはトップバストあたりです。

  2. スリングをかけていない方の腕で赤ちゃんを縦抱きに抱き(ゲップを出すときの要領)、反対の手で赤ちゃんの足をポーチに入れます。

  3. ポーチの底(外側)からスリングをかけている方の手で赤ちゃんの頭を迎えにいき、そのままゆっくりとスリングの中に寝かせます。

  4. 赤ちゃんがポーチに収まったらスリングをかけていない方の手を赤ちゃんの背中に滑り込ませ、収まりのいい位置より少しだけスリングを肩に掛けていない側に調節してあげます。このとき、赤ちゃんの足をあぐらを組ませるような形にしてあげると赤ちゃんが楽ですよ。

  5. 位置を調節できたらスリングをかけていない方の手でスリングの外側から赤ちゃんを抱き、テールで全体を引き締めて出来上がりです。






カンガルー抱き 首が座ってから〜赤ちゃんの様子を見て苦しくない時期まで

好奇心旺盛な赤ちゃんも大満足な抱っこの仕方。カンガルーの親子のようで他の人が見てもとってもかわいいです。赤ちゃんを見せびらかしてママも大満足!?

  1. スリングをたすき掛けに装着し、手前のレールをトップバストの辺りに調節します。このとき、レールはピンと張るように調節してください。

  2. 赤ちゃんを背後から抱き上げ(赤ちゃんがママと同じ方向を見るように抱っこします)、スリングを肩に掛けていない方の腕に座らせるように抱っこします。

  3. スリングを肩に掛けている方の手でポーチを広げ、そっと赤ちゃんのお尻を着地させ、足をあぐらをかくようにさせます。

  4. 広げていたレールを赤ちゃんの胸から上にあて、スリングを肩に掛けていない方の手でレールごと赤ちゃんを支え、赤ちゃんが苦しくない程度に外側のレールも引き締めます。

  5. 全体に形を整えて出来上がりです。






寄り添い抱き 首が座ってから〜

一番よく使われるだろう抱き方です。かくいう私も息子の首が座ってからはこの抱き方ばっかりです。横抱きを嫌がる赤ちゃんには最適ですね。

  1. スリングをたすき掛けに装着し、リングは標準より少し下目に調節しておきます(スリングを少しまわした感じ。長さは長くしなくても良い)

  2. 赤ちゃんをスリングのかけていない方の肩に抱きます。(ゲップ出しの要領)

  3. スリングを肩に掛けている方の手でスリングの下から手を入れて、赤ちゃんを足からスリングに入れて、お尻のあたりにスリングをかけてあげます。

  4. 赤ちゃんの足側にあるレールを赤ちゃんのひざ裏にかけて抱っこしている腕で押さえます。赤ちゃんの肩側にあるレールを肩まで引き上げ、そのまま赤ちゃんの背中を支えます。(両手で高く抱っこしている感じ)

  5. そのまま普通に前で縦抱きをしている位置までずらしてきます。

  6. スリングを肩に掛けている方の手でテールを引き締めてレールとポーチの位置を調節します。このとき、手前側のレールがポーチの底より下に来ることのないように注意してください。リングの位置が上の方にくるようでしたらスリングの中で赤ちゃんを抱っこしてスリングだけぐるっとまわしてください。






腰抱き 首が据わってから〜

寄り添い抱きができるようになるとバリエーションとして腰抱きもできます。家事をするときや、お出かけ先のお会計・書き物などに覚えておくと便利です。

  1. 上の寄り添い抱きを参考に寄り添い抱きをします。

  2. スリングをかけている方の手をリングの少し上を持ち、反対の腕で赤ちゃんをお尻から支えます。

  3. ちょっと勢いをつけてぐるっと赤ちゃんをママの横にまわしてきます。
    スリングをかけている方の手で持っている肩パッドを手前に持ってくるような感じです。テールが長い方はこのときにリングのあたりに挟みこむといいですよ。






ピーナッツ抱き 首が据わってから〜

スリングに赤ちゃんをまたがせる抱き方で、スリングの中に赤ちゃんを頭まで入れてしまうと名前の通りにピーナッツのようです。

  1. たすき掛けにスリングを装着します。
    後でリングの位置やポーチの大きさなどの調節はできませんのでここで位置を決めておいてください。大きい赤ちゃんだとリングを後ろに回すとしっかり覆えます。
  2. 赤ちゃんを肩に担ぐように抱っこします。(ゲップ出しの要領)

  3. 肩にスリングを掛けている方の手でスリングとママの間から手を出し、赤ちゃんの片足をつかみ、スリングにまたがせます。足は寄り添い抱きのようにママをまたぐような形にします。

  4. スリングのポーチを十分に広げ、お尻をすっぽり覆います。
    頭はスリングの中に収めてしまってもいいし、頭をスリングから出す時でもリング側の片腕はスリングの中に収めるようにしましょう。






おんぶ 腰が据わってから〜

家事などの時に腰抱きと一緒に覚えておくと便利です。
従来のおんぶ紐より大分安定感が劣るため、激しい動きは向きません。

  1. まず、上の腰抱きを参照に腰抱きをします。
    最後の形はリングが腰からテールがぶら下がるような形になりますので、長いテールや足元がもたつくと感じる方は予めリングを背中の真ん中からちょっと下目にセットしておくといつも通りの位置にリングがきます。

  2. 寄り添い抱き→腰抱き にしたような要領でおんぶの形にするんですが、
    スリングを掛けていない方の腕は腰抱きにしてから赤ちゃんより前に持ってきて後ろに押す感じに持っていくといいでしょう。(押し切ったときおんぶの腕の形になるように)

  3. 最後に赤ちゃんの位置、レールの位置、足はママをまたいでいるかを確認してください。レールをしっかりと引き締め、赤ちゃんをママにピッタリ寄り添うようにしてください。






ハピポケ流おんぶ 腰が据わってから〜

これは私が発見した新しいスリングおんぶの方法です。
よく紹介されているおんぶの仕方よりも安定したのでここに紹介します。
アフリカの方の布でおんぶする方法をスリングで応用したものです。

  1. ゆるゆるの状態でスリングをたすき掛けに装着します。

  2. 赤ちゃんを抱っこして足からスリングに入れてあげます。(ゆるゆる状態なので高く抱っこしなくても入れれます。)

  3. スリングなしでおんぶするようにぐるっと赤ちゃんを背中に回し、前傾姿勢で赤ちゃんを支えます。
    (おんぶされた事のない方はちょっと大変かもしれませんが。。^^;)

  4. 片手で赤ちゃんを落ちないように抑えつつ、スリングを肩に掛けてある方の腕を服を着る要領で上に出します。

  5. バストの上(鎖骨の辺)にリングがくるようにテールをぎゅっと引き締めてできあがりです。。
    この時、レールは赤ちゃんの背中とひざ裏までをちゃんと覆ってることを確認してください。








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